名古屋鉄道8800系
コンテンツ掲載日:2007年03月06日最終更新日:2007年03月06日
◆実車解説
8800系は1984年に少人数のグループ利用を想定した観光用特急として2連2本がデビューしました。ハイデッカー構造を用いることによって7000系とは逆の発想で生まれた前面展望室、セミコンパートメントの後方客室が大きな特徴で「パノラマDX(デラックス)」と呼ばれました。1987年には2連2本が追加製造され、さらに1989年には全編成に中間車が組み込まれて3連となりました。 旅客の動向の変化によって1992年に用途が変更され、1編成(8807F)を残して中間車の改装工事が行われました。その上で支線区へ直通する特急として活躍していましたが、2005年1月のダイヤ改正で惜しくも全車が引退しました。
◆8801F
1次車がプロトタイプとなっています。2次車との違いは、展望室の大型ワイパーならびに先頭車の連結面の小型クーラーの有無等が挙げられます。 中間車の内装は、用途変更後の姿を再現しています。
左から順にモ8801、サ8851、モ8802
モ8800どうしの並び
車掌室は7000系と同様に妻面寄りに設置されている
モ8802のパンタ周りとサ8851の屋上
先頭車の特徴であったガラス仕切りのセミコンパートメントも再現
一次車の8801F(左)とニ次車の8807Fの違いがよく分かる
◆8807F
こちらは最後までオリジナルの内装を保ち続けた編成を再現しました。せっかく「豪華な」内装をしていますので、私の作品にしては珍しく、乗客を乗せることにしました。団体貸切用の編成ですので、車内ではにぎやかに結婚式が行われているのが特徴です。
左から順にモ8807、サ8857、モ8808
展望席とサロン席
車内で結婚披露宴を行っているというのがこの作品の設定
サ8857のサロン席で祝福を受けるカップル
モ8808の連結面寄りの小型クーラーは二次車の特徴のひとつ
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