名古屋鉄道HL車
コンテンツ掲載日:2007年03月06日最終更新日:2007年03月06日
◆3700系〜実車および作品解説〜
3700系は、1957年から1963年までの間に41輌が製造されました。雑多な木造車の機器を流用して作られており、17m級の車体に2扉を装備していました。当初はロングシートでしたが、後にクロスシートに改められ、支線向けの特急に使用されていたこともありました。瀬戸内海を渡って高松琴平電鉄1020形として活躍した仲間もいます。新車の増車にともなって淘汰が進み、1991年までに全車が廃車となっています。 作品は、後述の3730系と共に製作しています。切り抜き文字を使って車番を付けたのもこれが最初の作品となっています。また、床板に金属板を採用したのもこの作品からとなっています。
左から順にク2708、モ3708
ク2708、モ3708の並び
モ3708のパンタ周り
◆3730系〜実車および作品解説〜
3730系は1964年から1966年にかけて65輌が製造されました。3700系の種車が木造車であるのに対し、こちらは半鋼製車となっています。3700系同様に17m級車体に2扉という構成ですが、側扉は名鉄初の両開き扉を採用したこと、全車が高運転台であるといった違いがあります。 廃車時期は3700系よりも少し遅れていますが、1996年には全廃されています。 作品は上述の3700系と同時進行で製作しました。実車同様に3700系との併結運端が可能となっています。
左から順にモ3740、ク2740
モ3740、ク2740のならび
高運転台で3700系とは違った印象を受ける3730系
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