名古屋鉄道キハ8500系
コンテンツ掲載日:2007年03月06日最終更新日:2007年03月06日
◆実車解説
1993年にキハ8200系で運転されていた「北アルプス」をJR東海のキハ85系並みの車輌に置き換えるために登場したのがキハ8500系です。走行機器類はキハ85系に準じた設計となっており、同系との総括制御も可能な設計となっています。 キハ8000・8200系では7000系に似ていた車体は、キハ8500系においては1000系に似せられているのが何とも名鉄らしいところです。 こうして名鉄における最優等列車としての華やかな活躍を開始したものの、高速道路の延伸による乗客減の流れを抑えることができず、2001年9月に「北アルプス」は運行を廃止、キハ8500系も同年12月には廃車となってしまいました。 現在、キハ8500系は全車が会津鉄道に売却され、「会津マウントエクスプレス」として第二の人生を送っています。
◆作品解説
当初、キハ85系並みの長い車体を紙屋根工法で作るには心配がありましたが、杞憂に終わりました。 苦労させられたのは、キハ8000系と違って床下機器類のパーツの流用ができず、気動車特有の複雑な形状のパーツをすべて自作したという点、それに車体塗色の色数の多さと複雑な塗り分けの二つでした。この作品は、実車と同様、キハ85系(エンドウ製完成品)との併結運転ができるようになっています。
左から順にキハ8502、キハ8555、キハ8503、キハ8504、キハ8501
キハ8500どうしの並び
編成中唯一運転台を持たないキハ8555
キハ8501とキハ8502はJR東海キハ85系と併結が可能
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