名古屋鉄道3500系

コンテンツ掲載日：2007年03月06日
最終更新日：2007年03月06日

◆実車解説

3500系は1993年から増備の始まった通勤型電車です。豊田線100系の中間増備車で採用されたVVVF制御方式がこの系列から本格的に採用されました。
制御方式はもちろんのことブレーキ方式も在来車と異なっていたため、登場時はきわめて限定的な運用がされていましたが、短期間のうちに大量に増備されたことや、その後に3700系、3100系といった仲間が増え、いつの間にかパノラマカーをしのぐ一大勢力を築くに至っています。

◆3502F

鉄道模型の製作を再開し、一つの不安がよぎるようになってきました。これまで買いためてあった屋根板が底を尽きはじめてきたのです。
この不安を払拭し、新しい製作ノウハウを手中にするために紙屋根工法に挑んだ第一作がこの編成です。特徴的な大きなガラス窓を持つ先頭部分もほぼ全体を紙で再現しています。
紙屋根工法は、挑戦の結果、思いのほかうまくまとめることができましたので、以来私の標準工法となりました。

左から順にク3502、モ3552、モ3652、ク3602

ク3502、ク3602の並び

先頭車は6500系後期型ゆずりの大きな前面窓ガラスが特徴

中間電動車のパンタ周りなど

◆3508F

3500系はどんどん仲間を増やし、地味ながらもいつの間にか名鉄電車の「主」となったような感じがします。私の鉄道でも3500系をもっと活躍させようと思い、新たにニ編成を導入することにしました。それがここにご紹介する3508Fと後述する3527Fです。
第一作である3502Fとの大きな違いは、側扉の塗色の変更です。3500系が登場した頃は、3扉車はどちらかというと少数派でした。そのため、電車から遠く離れた乗客にもよく分かるように側扉の上半分がグレーに塗り分けられていました。その後の新車の増備にともなって、やがて三扉車の方ががスタンダードとなり、ついに塗り分けを止めたという次第です。
この作品の製作の模様については3527Fとともに、「製作記」のコンテンツに収めましたので、ご覧くださいますと幸いです。

左から順にク3508、モ3558、モ3658、ク3608

ク3508、ク3608の並び

先頭車と中間車連結面

中間電動車モ3658のパンタ周りの様子

◆3527F

前段の3508Fと同時進行で製作しました。なお、個人的な事情があって、3508Fともども先頭車両の車体を新規に製作し、2006年に載せ替えを行っています。

左から順にク3627、モ3677、モ3577、ク3527

ク3627、ク3527の並び

中間電動車モ3677のパンタ周りの様子

ク3627、ク3527を俯瞰する

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