名古屋鉄道300系
コンテンツ掲載日:2007年03月06日最終更新日:2007年03月06日
◆実車解説
名古屋北部の玄関口にありながら孤立状態にあった名鉄小牧線の上飯田駅を、地下鉄上飯田線の開業と相互直通運転によって近接する名古屋市交通局平安通駅と結ぶ計画が2003年3月に実現の運びとなりました。そのための専用車輌として2002年に300系は生まれました。 同系の最大の特徴は、名鉄史上初のステンレス車体が導入されたことです。また、地下鉄線に乗り入れる車輌でありながら、転換クロスシートを装備して、閑散時等の居住性を高めるなどの工夫もこらされています。
◆312F
ステンレスボディーを作品化するノウハウは旧作によって得られているので、特に目新しいことは行っておりません。この作品で忘れられない思い出としては、製作の経過がテレビ放送されたことです。収録のためにいくつかの工程に分けて車体を仕上げておき、組み立てとか下地仕上げなどの作業をテレビカメラの前で披露しました。収録後は、生まれたばかりの子どもの面倒で忙しくなってきたものの、寸暇を惜しんで製作に励んで完成にこぎつけたのも懐かしい思い出です。
左から順にク312、モ322、モ332、ク342
ク312とク342の並び
両先頭車を俯瞰する
中間電動車のパンタ周り
乗り入れ相手である名古屋市交上飯田線7000形電車との並び
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