名古屋鉄道3500系(その5)
コンテンツ掲載日:2004年01月12日最終更新日:2007年02月20日
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◆製作記(5)
写真上が方向幕の取り付け前で、下が取り付け後。 方向幕が付くだけで、車体の表情が大変に生き生きしてくるから不思議です。
ベンチレイターの製作。整形したヒノキ材をサフェーサーで下地仕上げした後に、所定のサイズにカットします。 もちろん切断面の仕上げも忘れずに行います。
運転台の製作。角材とペーパーによって「それらしく」作ってあります。 ワンハンドルマスコンは欠かせないパーツですね。
室内座席の製作。素材と製作ポリシーは、運転台と同様。 ロングシートですからあまり目立つパーツではありませんが、それでも窓ごしにちらりと見える白の袖きりは、効果的であると思います。
窓ガラスを接着したところ。窓ガラスの素材は塩ビ板です。実物同様に、ドア窓はブルーに着色したものを使用しています。側窓の桟は、ICテープの接着により表現しています。
運転室窓ガラスの製作に入ります。写真左は、現物合わせによって求めた、パーツの展開。左が切り出し終わったパーツ。でき上がったパーツは、車輌ごとに微妙に寸法が異なりますので、車体番号をメモしたマスキングテープを貼り、どの車輌のものか判別できるようにしておきます。
窓枠のシルバーをカラス口で表現してでき上がった正面窓ガラス。車体との接着は強力型の両面テープとエポキシ材を用いています。
ステンレスの切り抜き文字を磨き出したところ。車体に命が吹きこまれるかのような瞬間に感じられます。
クーラーの排気扇の金網は、簡略化して表現しています。タバコ(KENT)のパッケージに入っている銀紙のメッシュ状の模様を利用しています。
塗装等の仕上げが完了した車体に、屋上機器や幌枠などのパーツを接着しているところ。その後、別工程で完成させた下回りと組み合わせて、晴れて完成しました。
完成した3500系
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