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結婚記(新居の準備)

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コンテンツ掲載日:2000年06月04日
最終更新日:2007年02月20日

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◆新居探し

挙式・披露宴の準備と並んで大切なのがこれ。いえいえ、たった一日で済んでしまう式よりも、二人で永く住まう場所選びの方がもっと大切かもしれません。
結婚後は、当面私の収入のみで生活することにしたため、通勤に便利な場所をと思いました。家探しは、名古屋に住んでいる私がすることになりました。

以下は、大まかですが自分たちで考えた新居探しのポイントです。
1.交通が便利であること(クルマよりも鉄道は頼りがいがある)
2.静かであること(二人とも静かなところで暮らしてきたため)
3.部屋が明るいこと(日中はあいみが家にいるため)
4.日常の買い物が便利であること(その方がとにかく便利)
5.病院・金融機関が近くにあること(緊急の場合も考えて)
6.学校・公園が近くにあること(将来の子育ても考えて)

この他に、あいみが風水に凝っているために家の間取りについて多少のこだわりがありましたが、ここでは割愛しましょう。(当ページは風水のページではありませんから。)
また、家探しと式の準備のスケジュールが重なると、非常にハードになることをおそれました。そのため、新居の選定は式の準備にいよいよ取り掛かるであろう2000年2月までに済ませておこうと考えました。
結論から書くと、自分たちで決めた期限までに、これらの条件を(風水の件も含めて)満たす物件が、それもお値打ちで見つかりました。さて、どうやって見つけたかといいますと、結局は足で探したということになります。
まずは、全国ネットで展開している不動産屋さんへ飛び込んで、入居時期と希望条件を伝えて、条件にかないそうな物件のファイルを見せてもらいました。手頃な物件がいくつかありましたが、名古屋市内はとにかく家賃が高く、これ以上話を進めることはできませんでした。窓口の担当者が「近いうちに手頃な物件が出るので、その際に連絡をさせていただきます」と言うので、その言葉に若干の期待をしつつ店を後にしました。
これがクリスマスを過ぎた頃でした。
しかし、不安はぬぐい去れないものです。自分でも動くべしと決心し、自宅を中心に自転車であちこち回ってみました。その結果、数件の候補を見つけることができました。不思議なことにすべて同じ不動産屋さんの仲介による物件でした。電話帳で調べてみると、地元の不動産屋さんだということが分かりました。
電話で問い合わせたところ家賃もお値打ちであることが分かり、年明けに早速見せてもらうことにしました。
2000年が明けました。いよいよ独身生活に別れを告げる年がやってきました。
不動産屋さんの案内でさっそく物件を見てきました。申し分なしの物件でした。
ただし、困ったことに「他のお客さんにも『気に入った』という返事をいただいてます。」と言われてしまいました。
とりあえず、この日はここで家探しの作業は打ち切り、週末に三重からあいみを名古屋に呼び出すことにしました。二人で物件を見て、早いうちに決定をしようという魂胆です。
私自身の説明がへたくそだったことと、これとは別件ですが別の日に私が一人で遊びに出かけたことを知ったため、呼び出されたあいみは少々不機嫌になっていました。(隠すつもりはべつになく、ただ話をしなかっただけなのですが、これはこれで良い反省材料になりました。夫婦はコミュニケーションが大切ですね。)一緒に乗った電車でも、何か言いたげでした。
不動産屋さんの近所にある喫茶店で、気まずい食事を二人で始めました。
お互いに言いたいことを言い合った後は、スッキリしました。
二人で新たな気持ちになって家探しに向かいました。
この日は全部で3つの物件を回り、彼女にも十分に見てもらった上で、駅から徒歩10分にある3LDKのマンションを新居とすることに決めました。
朝は気まずい二人でしたが、お互いがすっかり笑顔になっていました。
後日に書類を整え、契約金を納めて完了となりました。
蛇足ですが、最初に足を運んだ全国展開の不動産屋さんからは、その後一切なしのつぶてでした。いったいどうなっているのでしょうか。住まい探しは、自分が住みたいと思った「街の不動産屋さん」が一番よろしいようです。

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◆家具選び

新居への入居契約後、不動産屋さんから「部屋の清掃とクロスの張り替えが終わったので最終確認して下さい」との連絡をもらいました。
二人で早速出かけてきました。すっかり明るくなったスイートホームに夢も膨らむというものです。
メジャーと筆記具も持参して寸法取りもしてきました。
いよいよ家具選びの開始です。あらかじめ、どの部屋にどんな配置で家具を並べるかということは相談しておきました。コンセントやスイッチの位置なども要チェックです。
家具屋さんは、伯父が懇意にしている所があるので、ここのお世話になりました。名古屋市の近郊に構えられた大きな倉庫に、所狭しと家具が並んでいました。種類が多くて、選ぶのに迷いそうです。定価が百万円を超えるタンスでも半値近くまでまけてくれました。(伯父のよしみかもしれませんが)
家具選びは部屋の寸法を気にしながらも、彼女がほぼ主導権を持ちながら行いました。食器戸棚や洋服ダンスなど、彼女の使うものがほとんどですから。
結果として、食卓(イスも含む)、洋服ダンス4点セット、食器戸棚をここで選び、他のものは、どうしてもほしくなった時点で後日買う、ということになりました。色目はすべてブラウンの木目で統一しました。

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◆電化製品選び

古めかしい言い回しかもしれませんが、もはやこれらは「生活を便利にしてくれる必需品」ですから、なしで済ませるというわけにもいきません。
家具屋さんほど破格値のサービスというわけにはいきませんでしたが、店頭での展示品が多い店(商品の持ち帰りをするわけではありませんが、実際に目で見て選べるものが多い方が安心ですから)を選び、店頭スタッフのアドバイスも聞きながら選んできました。
ここでは冷蔵庫、テレビ、照明器具、洗濯機、電子レンジをまとめ買いしました。たまたま「婚礼パック」と名付けられた割引制度もあったので、これを利用したことは言うまでもありません。

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◆家具等の搬入

地方によっては細かいしきたりがあったりするようですが、私たちはあまりこれにとらわれることなく実行しました。気にかけたのは「日柄」だけです。平日でしたが「大安」を選び、午前中に家具を午後に電化製品を、夕方に電話の取り付けを一気に済ませてしまいました。新生活まであと1か月半のことでした。
家具などが運び終わった部屋はさながらマンションの広告写真のようです。
まだ、生活臭はありませんが、それでも「ここでいよいよ二人の生活が始まるんだなあ。」と、一人しみじみと感じていました。
書き忘れましたが、この日の立ち会いは午前中に私の母がいたほかは、私一人でした。
彼女は実家での仕事が忙しくて来られなかったように記憶しています。

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◆身の回り品の搬入

新居探しをする前から、いえいえ、まだ結婚相手が見つかる前からあいみは「結婚したらコレ使おう」といろいろなものを揃えていたようです。
もちろん二人でホームセンターを回って買い揃えたものもあります。
これらに加えて、彼女がバスガイドをしていた頃に寮で使っていたグッズ、それに彼女自身のこれまでの思い出の品の数々を合わせると、相当な荷物の量になりました。
挙式2か月ほど前から、私が彼女の実家を訪れると、その帰り道を利用して運べるだけの荷物を自家用車(セダンタイプです)のトランクや後部座席に詰めていったものです。その回数が3回ほど。(実は新婚旅行が済んでからもう1回やったので4回ほどになりますか)それでも足りないので、彼女の両親が小型トラックに荷物を積んで1回運びにやってきました。良い機会ですので、この時に彼女の両親に新居のお披露目をしました。
私のものは、仕事に着ていくものと普段着などを、挙式直前のゴールデンウィーク中にコソコソと運び込みました。その他に持ち込んだのは若干の身の回り品とパソコン一式、自分の記事が掲載された雑誌類…といったところです。
パソコンだけは、電話回線が通じてまもなくに運び込みました。前述したとおり、この段階で既に家具などの大型かつ高価な品物が新居に運び込まれています。新生活までの1か月半の間、特に夜間に留守がちであるところを見抜かれて空き巣に入られるのを恐れて、ほぼ毎日のように新居に通っていました。ここでの暇つぶしのため、パソコンを早めに引っ越しさせたというわけです。

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